初心へ回帰する診療コンセプト
当院では今回の新型コロナウイルスの感染対策として、昨年、アポイントを通常の半分以下に制限して診療を行なってきました。
また、ご予約をいただいていた患者様からも多数のキャンセルの連絡をいただきました。
しかし、これにより1日10名程度の患者様としっかり向かい合う事ができ、私の開業当初のコンセプトに戻っている事に気づかされました。
ここ数年は多くの患者様に来院いただけた事もあり1日20名から25名程度の患者様を慌ただしく診療する毎日が続いていました。
時代の流れに合わせ診療スタイルも変化する必要があると考えます。
当面は開業当初のコンセプトに戻り診療して参ります。
院長 相馬基逸
医院からのお知らせ
- 2021年1月9日
(New) 緊急事態宣言中の診療について - 2020年12月3日
年末年始の休診について - 2020年8月3日
夏季休診のお知らせ - 2020年6月1日
6/2 (火) の診療について - 2020年5月25日
緊急事態宣言解除後の診療体制について。
当院の取り組み
- 2020年7月28日
(New) 足踏み式消毒スタンド - 2020年6月19日
(New) 保険診療によるカード支払い開始 - 2020年4月1日
新型コロナウィルスの感染対策 (2) - 2020年4月1日
新型コロナウィルスの感染対策
歯科医師の総合力
もっとも患者さんの近くにいるべき歯科医療従事者の存在を考えた時に、どのようなスキルが必要かという命題に思いを馳せました。
お一人おひとりのお口の中はそれぞれの長い人生と同義であると強く感じています。そしてその長い人生の中で「どうすればいいのか」を判断し、治療を行う歯科医師、歯科医院には「歯科医療の総合力」が必要であるという結論に達しました。
「歯が痛い?では削りましょう。」これではただの作業です。私は「治療を行う事が患者さんの今とこれからの人生にプラスになるのか」を最初に判断できる知識、技能、経験をずっと追い求めていたように思います。
治療が必要のない患者さんには、その事をご説明して納得していただければそのままお帰りいただく事もあります。もちろん「本当に歯科医師が必要になる場合や時期」も合わせてご説明してからです。
治療が必要だと判断すれば、最新の歯科用CTや口腔内スキャナーなどを用いて精密な診査診断を行い治療計画を立案し、必要な治療を必要なだけ行います。
当院はあらゆる選択肢の中から患者さんの人生や生活を基準に選び、実行できるシンプルで身近な歯科医院であり続けたいと考えています。

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院長からみなさんへ

院長:相馬基逸
いくら治療がうまくても歯が悪くなった原因を究明してもらえなければ病気はまた再発します。
虫歯や歯周病は特に生活習慣と密接な関係があります。禁煙できなければ歯周病が再発する可能性は高くなるし、食生活が改善しなければ虫歯も再発します。 甘いものは食べていないと言いながらも虫歯が次々に再発する患者さんの多くは甘いものという認識もなく毎日のようにのど飴をなめていたりするものです。 このようなことまで細かく問診で突き止めてアドバイスしてくれなければよい歯科医師とはいえません。
私は常に、「原因究明型の歯科医師」であることを忘れず、自分がこんな病院にかかりたいというコンセプトのもとに相馬歯科診療室で診療を続けています。