診療内容

みなさんにとって「良い歯科医師」でありたい

虫歯治療、歯周病、予防歯科、インプラント、入れ歯(義歯)、審美歯科、口腔外科、訪問診療
一般的な歯科医院で行っている治療はほぼ当院で行えます。

治療方法よりもどのような考えで治療を行っているのかをご覧いただき、お一人おひとりのお口の中を
「今どうすべきか」「これからどう考えるべきか」は実際に詳しく検査をした後にゆっくりご説明いたします。

虫歯について

虫歯を削るか削らないかは10人の歯科医師にかかれば10通りの考えがあります。ある歯科医院で治療が必要な虫歯が10本あると言われてきたが、別の歯科では治療が必要な歯は0本と言われたりするのも、よくあることです。

これはどちらの歯科医師の診断が正しくどちらが誤りということではありません。ただしこれだけはいえることとして、虫歯は進行性のものとそうでないものがあるということです。虫歯の中には10年も20年も形を変えずにいるものもあります。前歯で審美的な問題がある場合を除いて、進行性でないと思われる虫歯は経過観察が一番です。

しかし経過観察には患者さんの協力が不可欠です。

3ヶ月や半年で定期的にかかりつけ医を受診して、必要に応じてX線写真などで確認する必要があります。このタイプの虫歯は仮に進行したとしても早期に治療すれば手遅れになることはありません。

歯の神経について

歯の神経をとる治療は最終手段です。

患者さんは歯の神経を取ると説明しますが、正確には歯の中にある、神経はもちろん、動脈も静脈も根こそぎ取っていくのです。

当然、神経を取った歯は物理的にも弱くなり、長年の咬む力に耐えられなくなると根っこにひびが入ったり感染を起こし抜歯になることが多くなります。

自発痛(何もしなくても痛い)がある、その歯で食事がとれないほどしみたり痛んだりする、もしくは神経に感染が起きているとき以外は、なんとしてでも神経を残す事が大切です。

歯周病について

歯周病(歯ぐきから膿が出たり出血したりします)は感染症です。放置すると全身に影響します。

歯周病のある人が心臓病や糖尿病を引き起こす可能性が高くなることは最新の研究で明らかです。冷静に考えてもほとんどの感染症は口や鼻から入ってくるので、口の中に悪い細菌が多くいれば全身に悪影響を及ぼすのは当たり前といえるでしょう。

歯周病の治療はいたってシンプルで、歯に付いた(特に根っこ)歯石や汚れを取るのみです。ただし、患者さんが高齢で、歯石が直接的に歯周病感染の原因になっていない場合はあえて歯石をとらないという選択肢もあります。特に高齢者の場合は歯石を急に取ることでかえって口腔内のバランスが乱れてしまうこともあり、そのあたりの見極めが重要です。このような特殊なケースを除けば、汚れが取れると歯周病は治ります。汚れをとっても歯肉からの膿が止まらなかったり、処置する以前に感染が取り切れないと判断される場合は抜歯もやむを得ません。

よく抜かない歯医者はよい歯医者と言われていますが、無理に歯を残したことによって全身疾患を引き起こしたら本末転倒です。

歯の欠損について

不幸にも歯を抜歯してその場所が欠損(歯が無い状態)になったらどうするのか…。欠損になった場所にルーティーンに歯を入れなければいけないなどという決まりは、実はどこにもありません。

口の中に感染した歯があるのは明らかに病気の状態ですが、歯の欠損は機能障害(よく咬めない)は起きるものの、病気ではありません。

前歯の欠損は審美的な問題も生じますが、臼歯(奥歯)が数本欠損になっても機能的にも審美的にも何ら問題ない場合も多いのです。

よって、そこに歯を入れる必要があるのかをまず診査し、もし入れる必要があればその治療のメリット、デメリットを時間をかけてご説明しています。

歯の痛みについて

歯に痛みがあって歯科医院を受診しても虫歯もないし、X線にも何も映らないからなんでもないと、終わりにさせられることがあります。まあ、患者さんに言われるままに痛む歯の神経を取る歯科医師よりはよっぽどよいのですが…。

なんでもないと言われても患者さんは痛いのです。このような時は歯のかみ合わせや歯ぎしり、稀に副鼻腔炎(蓄のう症)、神経痛などが関係していることもあります。

診査診断を行い、原因究明にとことんお付き合いいたします。原因が判明した後に、スペシャリスト(専門医)の力が必要であると判断した時は高度医療機関をご紹介しております。